彼らはみな姦淫を行う者で、 パンを焼く者が熱くする炉のようだ。 パンを焼く者は、ねり粉をこねてから、 それがふくれるまで、しばらく、 火をおこす事をしないだけだ。
ああ、わたしが荒野に、 隊商の宿を得ることができればよいのに。 そうすれば、わたしは民を離れて 去って行くことができる。 彼らはみな姦淫する者、 不信のともがらだからである。
不貞のやからよ。世を友とするのは、神への敵対であることを、知らないか。おおよそ世の友となろうと思う者は、自らを神の敵とするのである。
わが民は木に向かって事を尋ねる。 またそのつえは彼らに事を示す。 これは淫行の霊が彼らを迷わしたからである。 彼らはその神を捨てて淫行をなした。
ただのろいと、偽りと、人殺しと、 盗みと、姦淫することのみで、 人々は皆荒れ狂い、 殺害に殺害が続いている。
あなたがたが誇っているのは、よろしくない。あなたがたは、少しのパン種が粉のかたまり全体をふくらませることを、知らないのか。
この地に姦淫を行うものが満ちているからだ。 のろいによって地は嘆き、荒野の牧場はかわく。 彼らの道は悪く、その力は正しくない。
彼らは食べても飽くことなく、 淫行をなしてもその数を増すことがない。 彼らは主を捨てて、淫行を愛したからである。
ああ、わたしの頭が水となり、 わたしの目が涙の泉となればよいのに。 そうすれば、わたしは民の娘の殺された者のために 昼も夜も嘆くことができる。